最終更新日:2016/01/27
リレー
よく使用される、「4極リレー 」や、「5極リレー」、「ユニット用リレー(無接点リレー)」等があります。
リレーの仕組みを理解すれば、大容量の電力を、安全に扱う事も可能です。
4極リレーについて
4極リレーには、「2種類」の線があり、それぞれ、役割があります。
1つ目は、「リレー作動用」で、2つ目は、「電装品作動用」となります。
「リレー作動用」の線に、電気が流れる事で、リレー内部の「コイル」が磁化し、電磁力によって「鉄片」がコイルに吸引されます。
これにより、「電装品作動用」の線がリレー内で接続され、通電可能な状態となります。
※この時、「カチッ」と音がします
4極リレーを使用した、接続例
車両がONの状態となり、ヒューズボックスからのACC電源が、リレーに供給された状態。
リレーがONの状態となり、バッテリーからのプラス電源が、リレーを介し、シガーソケットに供給される。
※プラス電源側を、黄色で色づけ
「リレー作動用」の線で消費される電力は、リレーによって異なる。
エーモンの12V用リレー、1244・1245・1246では、最低稼動電流が「150mA」となり、「12V」計算で、「1.8W」となる。
※コイルが消費する
なお、最低稼働電圧は、「9V」の為、乾電池1本(1.5V)等では、動作しない事になる。
安定した電力供給が行えない場合、チャタリングが発生する可能性もあり、車両側からの「12V」供給が望ましい。
Memo
リレーには、「12V用」や、「24V用」の種類があります。
また、「10A」や、「20A」等、使用可能電力も異なります。
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