最終更新日:2016/01/27
ヒーティングウエア(電熱ウエア)
何社かありますが、イタリアのメーカー、KLAN(クラン)について。
消費電力
インナーで上下揃えると、7.5Aで、「90W」の消費電力となります。
車両の発電容量によっては、かなりキツイ。
また、グリップヒーターと併用する事で、さらに負担が増える事にも留意します。
製品 |
定格電流 |
消費電力 |
ホットインナーパンツ |
3.75A |
45W |
ホットアンダーシャツ |
3.75A |
45W |
ホットインナーベスト |
3.75A |
45W |
ホットインナージャケット |
4.20A |
50.4W |
※定格電圧:12V
※標準ヒューズ(平型)は、5Aで、10A交換により、2製品を、1本のケーブルで対応可能(別途、「Y字ケーブル」が必要)
コネクター
接続部は、ゴム素材で覆われる。
引っ張れば、簡単に抜けるので注意。
※左側が、バッテリー側
※自分から見て、左前の腰付近にコネクターがある
出力調整
標準の、2ポジションスイッチ(100%、60%調整)や、オプションのレギュレータ(無段階調節)で調整出来ます。
レギュレータで、出力を「50%」程度に調整すれば、消費電力も半分になり・・・ません。
※この2種類は、防水では無いので注意
※共に、10Aまで対応
レギュレータで、50%に調整した場合、出力は、100%、0%、100%、0%と、繰り返しの間欠動作となります。
※秒数は、ザックリ、2秒間隔程度(50%調整の場合)
瞬間的には、100%出力が行われると言う点に注意です。
なお、レギュレータ(無段階調節)のつまみの稼動範囲は、「約1cm」と狭く、微調整は難しいです。
※100%に調整した場合
※50%に調整した場合
アイドル時
信号待ちや、渋滞での低速走行時は、車両の発電量も落ちます。
バッテリーもあるので、ある程度は耐えられますが、やはり、止めた方が良いでしょう。
車両にもよりますが、アイドル時、瞬間的に10Vを割る事もあります。
また、他の電装品(LED等)が、一時的に、明るさが暗くなる場合もあります。
分厚いグローブで、出力のスイッチ操作をするのは大変です。
その為、配線の大元に、別スイッチを付ける事で、簡単にON、OFF出来る様にすると助かります。
※付属ケーブルの標準ヒューズは、「平型ヒューズ」となります
ケーブルを加工し、「管ヒューズ」運用にするのもありです(保証関連に注意)
※他にも電装品があると想定し、リレー自体のON、OFFをしない配線例です
他の電装品は、リレーの先(リレー右側)で分岐させます
Memo
低温やけど、居眠り運転に注意です。
本当に暖かいので、ウトウトします。
後、走行中や停車中にケーブルをひっかけ、抜けてしまうこともあり、ケーブルの落下対策も必要です。
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※「ホットアンダーシャツ」は、
ジャペックスドットネットのみの取り扱いとなります